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吉田 勇次よしだ ゆうじ


出身高校: 弘学館高校
出身大学: 熊本大学文学部
担当校舎: 小城スクール
担当教科: 中学英語・中学国語・中学社会・小学生受験指導

子供たちにおススメの本:
『くちびるに歌を』 中田永一著 小学館
舞台は、長崎県五島列島の中学校。主人公の桑原サトルが所属する合唱部の部員たちが、NHK全国学校音楽コンクール出場に向けて練習する中で、課題曲であるアンジェラアキの「手紙~拝啓十五の君へ~」の歌詞を噛みしめながら、人に言えない悩みや男女のすれ違い、恥ずかしさなど色々な思いを乗り越え、成長を遂げていく心温まる話です。特におすすめの場面は、自閉症の兄を持ち、将来への不安をもつ主人公に対して、「桑原くんは、桑原くんやけん。桑原くんが今ここにおることに、ただ感謝すればよかとよ」と仲間の部員が励ますところです。他人と比べるのではなく、今の自分に感謝して精一杯生きることの大切さを感じられます。様々な喜怒哀楽の中で青春時代を送る皆さんにおすすめの一冊です。

「学びて時に之【これ】を習う亦【また】説【よろこ】ばしからずや(学んだことを時に反復して、理解を深める。これもまた楽しいことではないか。)」という孔子の言葉があります。皆さんは楽しんで勉強をしていますか。もし勉強はあまり楽しくないと思っている人がいたら、将来の自分を思い描きましょう。まだそこまで…という人は、一年後、一ヵ月後あるいは明日の自分をイメージしましょう。そして明日の自分が笑顔になれるように、毎日ほんの少しでも前に進みましょう。「今日は精一杯頑張った」と心から思うことができれば、きっと明日は笑顔になります。「一つのできた・わかった」の積み重ねは、すぐに「百、千のできた・わかった」に変わります。そうすればきっと勉強が楽しくなります。さあ、君も同じ志を持った仲間と一緒に、君だけの輝く未来(あす)に向かって走り出しましょう!