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人の話を素直に聞き、言われたことをやってみようとする。正しいやり方をまねをすることができる。
自分なりに問題点を考え、アドバイスをもらおうという姿勢を持っている。
怒られると思って、ごまかしたり、他人のせいにして、原因を考えようとしない。
自分がやっていることが正しいと頑なに考え、他人のアドバイスに耳を傾けようとしない。
子どもたちの考えをしっかり聞き、受け止めて、認めて、ほめてあげるところから始めます。生徒と講師の信頼関係を確かなものにし、本当に君のことを考えているよという、メッセージをおくります。子どもたちの内面に入り込み、潜在している考えや、能力を引きだしながら、アドバイスをしています。「学ぶことは、まねること」ととらえ、友達の学習方法や、考え方を互いに認め合い、検討し合う空間をつくり出します。
計画性や目的を持っていて、何のために塾に行くかを考えることができる。
そのため、遅刻や欠席が少なく、休んでも積極的に、補講を受けようとする。
塾に行かされている感を持っているから、遅刻が多い。
目的がはっきりしていないから忘れ物もある。
「塾に行くのが楽しい」という雰囲気をしっかりつくります。塾に行けば、自分をわかってくれる先生がいる。ともに頑張る友達がいる。そしてそこで学ぶことで成績が上がるという、成功体験をつくってあげたいと考えています。常に、目標や目的を明確にし、何のために勉強するのか、何のために学ぶのかを考えさせることも必要です。学年によってはグループ制をとり、互いに声を掛け合いながら、教室でともに学ぶ環境をつくっています。
疑問点があると、積極的に質問ができる。質問の仕方もどこからわからないかがわかっている。
実行力があり、自分でできるとこまでやってみようという行動が取れる。
自ら取り組もうとせず、言われたことしかやらない。受動的になり、終わりの時間を気にしたり、
居眠りをすることもある。質問があるときも、自分なりに考えず、人任せにし依存的である。
一方的な講義ではなく、子どもたちが活躍できる授業を心がけています。一斉指導と個人指導のハイブリッド授業の中で、机間巡視などを通して、子どもたちとのコミュニケーションを大事にし、アクティブラーニングを積極的に取り入れています。子どもたち一人ひとりが「勉強って楽しい」「苦手な科目も頑張っていこう」などと思えるように、そしてすべての生徒が授業の中で、主人公として学ぶことができる雰囲気をつくっています。質問を持ってきた生徒には、「君はここはどう考えたの?」、「ここまではよく分かっているね!」などのコミュニケーションを大事にして、指導にあたっています。
途中の計算過程も大事にし、丁寧な字でノートに書くことができる。そのスピードも必要である。
板書だけでなく、説明の中からも自分で必要だと思ったところはメモすることができる。
途中の過程を書かないため、見直しをしていても、なぜそうなるのかがわからない。
受動的になっているので、本当に大事なところがどこなのかわからない。
テストなどを行った時も、○か×にこだわるよりも途中の過程が大切であることを指導しています。特に数学では、問題用紙も回収し、生徒たちが考えた軌跡をしっかり確認し、解答用紙に現れない子どもたちの成長を見ています。解答に至るプロセス、途中の過程がいかに大切かを理解させ、だからこそ、普段から自分で考えながら、いったん頭に入れたものを、メモをするよう指導しています。答えから問題を作成できるような取り組みも、内容を自分の頭の中で要点を理解するには有効です。
点数や学年順位に欲があり、目標を立てて取り組むことができる。
教科や単元において弱点や長所を自分なりに把握し、計画的にバランスのいい学習をする。
ゴールを見据え、何のためにこれをやっているかを考えることができる。
点数は取りたいと思っていても、どこができないからこの点数なのか、どこができたらいいのかを考えない。
自分がやりたい教科、単元だけの行き当たりばったりの学習になっている。
課題をこなすだけで満足し、それで十分だと思ってしまう。
テストごとに行う個人面談を通して、答案用紙を一緒に確認しながら、到達度や達成度などの分析を行います。点数だけにとらわれず、内容について吟味をすることで具体的に次の目標を定めます。総合的に何点が必要で、そのためにはどういう学習計画を立てるかを、職員ミーティングを経て、生徒たちと保護者と共有します。そのために、講師は常に子どもたちをしっかり「見つめています」。教室の中でも、個人とクラスの目標を明確にし、ともに頑張る雰囲気づくりを行っています。これまでの豊富なデータに基づき、今の成績でどのレベルの高校や大学までを狙えるかを診断し、夢を形にできるよう導いています。
間違うことは、正解に至るためのチャンス。失敗は成長のために必要である。
間違いを恐れず、積極的に自分なりの意見を持って、常に先を見ることができる。
自分はできるんだというセルフエスティームを持っている。それが自信につながる。
自己肯定感がなく、できない言い訳や、能力、性格など自分の限界を自分で決めてしまう。
間違うと人に何か言われると勘違いし、チャレンジすることが怖い。自分に自信が持てない。
どうやれば楽しくできるか、効率的にできるかという工夫をしない。
まず、成功体験を持たせたい、どんなに小さくてもいい。点数、順位だけでなく、今までできなかった問題ができた瞬間にほめる、認める。自己肯定感を持たせることで自信をつけさせます。成功体験を得ることによって、のびのびと自信を持って自分の考えや意見、行動ができる子どもたちを育てたいと考えています。発問に対しても、間違うことはダメなことではなく、次につながるためとしてとらえ、「間違いが正解を生む」という考え方を持つような子どもたちを育てたいと考えています。
あいさつがきちんとでき、正しい敬語を用いて大人と会話ができる。
サポートしてくれる家族に感謝の気持ちを持っている。
ともに学ぶ友達をよきライバルとしてとらえ、お互いに励まし合いながら努力できる。
下を向きがちで、号令のときも、声に出して元気なあいさつができない。
自分だけの殻の中で、自分だけの定規で物事を計る。
してもらって、やってもらって当然という態度がある。
弘英館のこだわりは一斉指導。必ず授業は元気なあいさつ、号令から始め、意識付けの話を通し、生徒とのやり取り、コミュニケーションこそが授業をつくると考えています。教えるよりも考えさせることに重点をおき、アクティブラーニングなどを通して子どもたち自身に授業をつくらせるよう取り組んでいます。一斉指導の中で生まれる連帯感や共有心、ともに目標に向かって立ち向かう気持ち、互いを高め合うライバルというともと切磋琢磨しながら競い合うことでコミュニケーション能力、問題解決能力や忍耐力、集中力、継続力をつくることを信じてやみません。私たちの仕事は、もちろん成績を上げる、志望校に合格させることです。それに加え大人の役割として、生徒たちが将来、社会に出てからの「生きていく力」をつけさせることだと考えています。自分を認め、友を尊敬し、感謝の気持ちを持てる子どもを育む。私たちは君たちの人生の応援団でありたい。そう願っています。