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「質より量」。勉強の質を高めることが大切だということを聞きます。特に受験終盤になればなるほど時間が少なくなり、焦って質を重要視になりがちです。私は「質の前提に量がある」と思いました。多くの量をこなした者だけ質を高めた勉強ができるようになります。目標を定めたらまずはペンを動かして問題を解いてください。量をこなせば質は必ず高まります。

 

「総体が終わった後はすぐに意識を切り替える」と以前から意識していたので、自分が感じていた遅れを早めに取り戻すことができました。受験勉強のコツは、塾で共通テスト過去問に取り組むだけではなく、志望校にあったレベルの参考書を自分で決め、それを質問しながら完全に理解することだと思います。また、友や先生と一緒に最後まで諦めずに勉強を続けられたことも大きかったと思います。

 

私が受験勉強で一番重視してきたことは計画性です。私は高2からは学習した内容や時間を記録してきました。なかなか成績が上がらないときも経過を可視化することで焦る気持ちを抑え、励みとしました。次に総合力を高めるため、共通テストと二次対策のバランスを先生方と相談して自分を信じて周りに流されないように進めることが大切だと思います。友達と不安や悩みを共有しながら頑張って乗り越えてください。

 

私はとにかく復習に力をおきました。学校で習った日の夜や休み時間を有効に使うことがおすすめです。友達と問題を出し合うのも方法の一つでしょう。また、私はアプリを使い、忘却曲線を可視化したりしました。反省点は、苦手分野を後回しにしたことです。模試でその分野を丸々落としたりしたので、皆さんには、苦手分野であっても復習を怠らないようにして欲しいです。隙間時間を有意義に使って頑張ってください。

 

私の体験を通して後輩の皆さんに伝えたいことが2つあります。1つは「毎日続けること」、もう1つは「絶対にあきらめないこと」です。私はほぼ毎日学校から直で塾の自習室に行き、閉館時間まで勉強しました。しかし、模試の判定はいつも厳しく、あきらめようかと思ったこともありました。「やっても変わらないかもしれない」しかし「やらないと何も変わらない」と思い、共通テスト後も二次に向け挑戦し続けたことが自分を大きく成長させてくれたと思います。

 

私は小学校2年生の時から弘英館で学びました。小学生の頃は、学校の内容をきちん理解していくことで中学受検勉強にもスムーズに入れたと思います。中学合格後も学習を続けていましたが、学校のペースも早く、問題の難易度も高かったため、塾でのサポートがなければ学校生活が充実しなかったと思います。高校入学後は同じ部活の友達と、塾の授業の時もテスト前の自習に行くときも一緒に励ましあって勉強できたからこそ大学合格が実現したのだと思います。

 

やる気が出ない人、何をしたらいいかわからない人。自習室を活用してください。私は自習室で変わりました。友人と切磋琢磨しながら競える環境。わからないところは友達と相談したり先生に質問したり。また、休憩時間には食事をしながら談笑したりと息抜きもモチベーションの維持には必要です。受験は驚くほどあっという間に本番を迎えます。後輩の皆さんも自習室できっと変われると思います。

 

塾では主に実践的な問題を解き、経験を積みました。共通テストの時間配分、出題傾向、本番に向けての取り組み方など多くのことを学びました。また、自習室はずっと使えるので、集中できる環境で勉強したい方は使うべきです。塾に通っている人の特権だと思い、有効に活用すべきだと思います。勉強において大事なのは自主性です。前向きな気持ちが勉強の習熟度に大きな影響を与えてくれます。受験の一番の理解者は同じように戦っている友達です。互いに励まし合い、高め合っていく友達は本当に大事にして下さい!

 

①習慣化すること。私はできる限り最後まで塾や図書館に残り勉強をすることを習慣化していました。家では単語帳、文法の確認を朝にやっていました。②先生方のアドバイスは素直に実行する。プロの先生方のおっしゃることに外れはありません。③わからないを確実につぶしていく。定期テストや模試で悪い結果であっても、自分の苦手なところを見つけたと前向きにとらえて「やり直し」をしっかりしてください。

 

私は共通テストでは判定がC判定やD判定でした。それを巻き返すために2次試験の勉強には今まで以上に力を入れました。塾では、共通テストも2次試験の時も苦手な教科を伸ばすための勉強を行いました。そのために、私はより多くの問題を解き、間違えた問題の見直しを徹底しました。あきらめず最後まで努力を続けることが大切です。反省点として、もう少し早く始めていたら、解き直しもでき、きちんと定着していたと思います。

 

私が勉強をする上で心掛けていたことは二つあります。一つ目は、勉強したことはその日のうちに理解をするということです。分からない問題は学校や塾でたくさん質問をして、必ず理解するようにしていました。二つ目は復習をするということです。授業を受けていて忘れていた内容があればそれをノートに書いておくようにしました。分からなかったところをまとめておくと、忙しい時も復習をするのが楽になりました。私はこの二つを意識して勉強をすることで苦手な科目を克服し、勉強したことを継続して覚えられるようにしました。

 

意識した事は苦手教科の克服です。共通テストは総合力が試されるので、全体的な底上げを意識しました。終えてからの個人的な反省としては、「まだあと2ヶ月あるから〜」とか、「まだあと1ヶ月あるし〜」とか思っていると、「もっと勉強しとけば良かったー」という事態になります。受験勉強にはフライングはありません。周りとの差をつけるには早めに始めるのが一番だと思います。家でなかなか集中出来ない人は積極的に塾の自習室を利用して分からないところは先生に質問しましょう。